社畜の末路はこのクッションと同じ

社畜はこのクッションと同じ末路を辿る事になる。

このクッションはネコハルン社長が長年酷使しつづけボロボロになった社畜である。

そしてこの社畜の末路は焼却場行きである。

社畜は嫌と言わず座られ続けた

社畜は自分の精神や体が傷んでいく事に気付いていても逃げようとしない。

その結果、徐々に精神と肉体が壊れていく。

そして気付いたらこのクッションと同じ様にボロボロになって捨てられるのだ。

ネコハルン社長は本人の事ではないので、この社畜が傷んでいく事にあまり気付かない。

気付いたのは社畜の表面が破れてからである。

逆にいうと内部や表面が劣化していく程度では気付く事はない。

見た目として社畜が破れたからようやく気付く事が出来たのだ。

ネコハルン社長にとってこの社畜は使い捨てである。

ダメになったら買い替えればいいぐらいの意識という事だ。

いくらでも替えの効く人材でしかない。

しかも、多少破れた程度では捨てない、まだいけるまだいけるといって座って傷ませていく。

そう、ネコハルン社長にとって社畜が傷もうがどうでもいいのだ。

このクッションもこの後、捨てられて焼却場に行くだろう。

そして人間の社畜もボロボロになって最終的には火葬場に行って燃やされる。

つまり道具だろうが人間だろうが果てていくのは同じという事だ。

社畜として酷使され傷んでいくだけの人生か、FIREして自由を獲得して自分の好きな様に生きるか。

このクッションは前者を選んだ。

いや、道具であるから自分で何かを言ったり動いたりする事は出来ない。

つまりこの社畜に選択権はない。

しかし人間は選択する事が出来る。

けれど自分で人生の選択をしなかった物はただの道具と同じである。

何故この社畜は自らボロボロになってまでネコハルン社長に座られ続けたのか。

それは、この社畜が座るために作られた物であるからだ。

なので、この社畜は座られ続けるという過程を経てボロボロになって焼却される人生を望んでいる。

しかし人間は座られて酷使されるために生きている訳ではない。

自らの意思で、人生の過程で何を感じ何を行い何を成すか、それを探し出し実行するために生きているのだ。