昔アルバイトと同人誌で生活しているというフリーターがとあるテレビ番組に出演していた。
これはおそらく10年以上前の番組である。
別にそのフリーターに注目して何かを伝えるという番組では無かった。
まったくフリーターは関係なく、コミックマーケット(通称コミケ)の様子を撮影するという番組だったのだ。
同人誌販売は儲からない
軽く調べた所、年間20万円以上の黒字サークルは全体の1割で6割は赤字となっているのが現状の様だ。
つまりこのフリーターはバイトと同人誌販売で生活していると言っているが、9割の確率でウソをついているという事になる。
実際のほとんどの収入はアルバイトで得ており、同人誌販売の利益は月に10,000円にも満たないと考えていいだろう。
いやまぁ厳密にいうと10,000円以下の収入でも得ていれば、アルバイトと同人誌販売で生活しているといっても間違いではない。
しかし別にアルバイトで生活していると言っても良かったはずだ。
なのにも関わらずこのフリーターはアルバイトと同人誌販売で生活していると言うのだ。
同人誌販売で生活しているというアイデンティティ
つまりこのフリーターは将来的に同人誌販売のみで生活したい、もしくはプロの漫画家になりたいと思っているという事だろう。
または単純にフリーターと思われるのが嫌で、同人誌販売で稼いでいると言いたかったのかもしれない。
どちらにせよ少しでもそれで稼いでいるなら、バイトと何かで生活していると言えるのだ。
ネコハルンも昔は同人誌販売や漫画家で生きたいと思っていた
ネコハルンは学生時代、絵を描く事ばかりといったらアレだがそこそこ絵を描いていた。
そして将来的に絵に関する仕事をしたいと思っていた。
しかし大学でマンガ研究部に入り、初めてある程度のボリュームのマンガを描く事になった。
その時ネコハルンはマンガを描いていて思った。
マンガ描くのめんどくさい
この瞬間ネコハルンに漫画家として適正が無い事が判明した。
絵はラクガキぐらいが丁度良い
今はラクガキすら描いていないが、それは絵をマネタイズしようと考えていたのでめんどくさいと思ってしまっているという事だろう。
絵を使った何かを売るという事はある程度の作品を作り上げなければいけない。
そもそもネコハルンはそれが面倒なのだ。
つまり絵を金にするという事をまったく考えなくすれば絵を描くと思う。
なので、そのうちネコハルンが描いた絵を使いこのブログを着飾らせる事に使用したいと思う。
結局の所、本人が絵を描く事で楽しめていれば、
絵は1円にならなくても良いのだ。