好きな時にトンカツを食いたいけどトンカツを食べていたらFIRE出来ないネコハルンです。
いいかい学生さん、
トンカツをな、
トンカツをいつでも
食えるくらいになりなよ。
それが、人間
えら過ぎもしない
貧乏過ぎもしない、
ちょうど
いいくらいって
とこなんだ。引用「美味しんぼ」
色んな所で出回っている言葉なので、一度はどこかで見た事があると思います。
しかし冷静に考えるといつでもトンカツを食える人間は裕福だと思う。
果たして本当にそうなのか考えてみた。
トンカツ定食は安くても700円ぐらい
ネットでざっと調べた所、トンカツ定食はだいたい700~800円と決して安くないです。
しかもそこそこ良い所だと1,600円とかするみたいです。
仮に1食に700円のトンカツを毎食食べると下記の食費になります。
・1か月の食費:1日3食×700円×30日=63,000円
FIRE民はトンカツを好きな時に食べると破産する
低資産FIRE民はだいたい1カ月5~8万円ぐらいで生活しているので、毎食トンカツ定食にしてしまうと食費だけで生活費を使い切ってしまい破産してしまいます。
なので美味しんぼ基準でいうと低資産FIRE民は貧乏の類という事になるでしょう。
独身サラリーマンの場合
とあるサイトによると正社員の給料の全国平均は307,700円らしいです。
これを手取りにするとだいたい245,000円ぐらいになる様です。
なのでこれからトンカツ代金を引いてやると下記となります。
・245,000円-63,000円=182,000円
これを見ると一般的な独身サラリーマンはトンカツを毎食食べても全然余裕で暮らせるという事になります。
むしろ他の生活費があるとはいえ、182,000円も残るという事は美味しんぼ基準でいうと独身サラリーマンは偉い事になってしまいそこそこ富豪という事です。
サラリーマン家族の場合
仮に夫が正社員で妻が専業主婦、子供が2人の4人家族のサラリーマンをケースに計算すると下記になります。
・1か月の4人分の食費:63,000円×4人=252,000円
・245,000円-252,000円=-7,000円
4人家族が全員トンカツをいつでも食べると1か月で-7,000円の赤字となってしまいます。
ここから他の生活費が引かれるのでこの家計は大赤字です。
しかし妻が夫と同じぐらい稼いでいたら話は変わります。
・245,000円×2人-252,000円=238,000円
ということで238,000円も残る事になり、夫と妻が両方とも正社員で子供が2人いる家族がいつでもトンカツを食べる生活は美味しんぼ基準でいうと富豪という事です。
こうみると夫妻共に正社員の稼ぎがあるというのは凄いですね。
夫が正社員で妻が10万円パートで子供が二人いる場合
割とありえるケースだと思いますが、この場合いつでもトンカツを食べるとどうなるのでしょうか。
・245,000円(夫の手取り)+100,000円(妻のパート代)-252,000円(4人分のトンカツ代)=93,000円
こうみるとその家族の環境にもよりますが、その他の生活費を考慮するとギリギリか多少足りない額となります。
しかしだいたい合っているので、美味しんぼ基準でいうと「偉くも貧乏でもないちょうどいいくらいってとこなんだ」。
まとめ
美味しんぼのトンカツ理論は夫正社員+妻パート+子供2人想定という事が判明しました。
こういう結論になるとは思っていませんでしたがなんとなく計算するとそういう事になります。
つまりトンカツ理論はこのオヤジが適当に言っている訳ではなく、「計算された結論」という事になります。
ネコハルン「ウソだろおやじ!? オマエその場のノリで適当に言った訳じゃなかったんか!?」