日本では15歳から34歳までのうち働いたり学校に通っていない方の中で家事従事者以外の求職活動をしていない方をニートと呼んでいます。
34歳までの比較的若い年齢の方を呼び、一旦ニートになってしまうとその状態から抜け出すのはとても難しいのが現実で、その末路がどうなっていくのかと不安に思う方はとても多いです。
そして現実に若いうちにニートになりそのままズルズルと何もせずに歳だけをとり、40代50代となっていってしまった方も多くいます。
なぜニートになってしまうのか
ニートになってしまった方が、ニートになりたいと思いそうなったわけではありません。
ニートになってしまう理由は人それぞれ違いますが、社会に出てほんの些細な理由でニートになってしまう方が多いです。
社会にでて働き始めて上司に少し注意を受けたという理由でなってしまったり、学校などで成績が少し悪くなったという理由でなってしまう方もいます。
中には鬱などの精神的な病気か原因となり、その延長線上でニートになってしまうということもあります。
今では鬱などの精神的な病気が原因でなるのか、ニートという環境が鬱などの精神的な病気を引き起こす原因になるのか、どっちが先なのかは不明ですが、鬱などの精神的な病気になってしまっているニートは多いと言われています。
ニートになってしまうと
言葉では簡単にニートと言えますが、なってしまった方の現実の生活は本人も大変ですが、その周囲にいる家族などもとても大変です。
一人暮らしの場合は周りに人がいないため、周りの人に迷惑をかけるということはないですが、いつか生活のためのお金が底をつき、住む場所などを失ってしまう可能性は高くなります。
一人暮らしでなってしまった場合には、生活のためのお金が底をついた時に再び頑張って仕事をしだすという選択をしてニートを抜け出すという方が多くいますが、親と生活をしていた方は親の支援があるためニートを抜け出すのはさらに難しくなります。
そしてニートと一緒に生活をしている親は、ご飯などの食料を提供したり、電気代の支払いなどもするため生活費だけでも大きな負担となります。
ニートとなった方が若いうちは、気がかりでもその内に社会に出てくれると信じていますが、40代が見えてくるとその末路がとても心配になってきます。
一緒に暮らしている親は、もし自分たちが居なくなってしまった時にこの子は何ができるのかとその末路に言いようのない不安に気持ちが滅入ってしまいます。
ニートになってしまった方の末路とは
若い時からニートになった方の末路にはとても厳しい現実が待っています。
若いうちは親の支援があり、不自由なく生活ができますが、親がいつまでも側にいるということはありません。
いつか生活に必要なお金が無くなってしまいます。
そして、仕事をしようとしても40代や50代になってしまっていると年齢とこれまでニートだったという事実が影響して仕事がなかなか見つかりません。
生活保護を受けようとしても、就職のための支援センターを紹介されたりとなかなか申請を受けてもらえません。
さらにこれまで働いていないので年金もなかなかもらえません。
このようにニートの末路には厳しい現実があります。
自分の人生の末路にこんな厳しい現実があるならしっかりと働いていたと思うかもしれませんが、その時はもう遅いのが現実です。
厳しい現実にさらされる前に
ニートからなかなか投げ出さずにそのままになってしまうと、その末路が大変なことになってしまいます。
そうなってしまう前に親などの周囲にいる人間が、教えることはとても大切です。
本人になかなか響かないことがほとんどですが、知っておくというのはニートにとっても必要な事なのです。
就労の難しさと雇用機会の制約
雇用歴の欠如
ニート期間中は職歴がないため、就職先において経験や実績を示すことが困難です。
雇用主は、過去の職務経験や業務成果を基に採用を判断する傾向があります。
スキルの衰退
ニートの期間中に特定の職業や業務に関連するスキルの向上や維持が行われない場合、スキルの衰退が生じます。
これにより、求職者の競争力が低下し、求人募集に対して適切な能力を持つ候補者として評価されにくくなる末路が考えられます。
雇用市場の変化
ニート期間中には、産業や経済の変化が進む可能性があります。
技術の進歩や新たな職業の登場によって、既存のスキルや経験が求められなくなる場合があります。
その結果、ニートの就労の難しさが増し、適切な雇用機会の制約が生じる末路になる可能性があります。
就業意欲と信頼性への疑念
長期間のニート期間は、就業意欲や責任感の欠如と関連付けられる場合があります。
雇用主は、雇用安定性や業務へのコミットメントが疑われる可能性があり、その結果、採用をためらわれる末路が考えられます。
面接での説明の困難さ
ニート期間中の経験や活動の説明が難しい場合、面接や応募書類でのアピールが難しくなります。
雇用主は、経歴や能力を正確に評価するために、候補者の適性やモチベーションについて十分な情報を得る必要があります。
経済的な困窮と生活の制約
収入の欠如
ニート期間中は収入源がないため、生活費や必要な支出を賄う手段が制限されます。
経済的な安定が欠如し、生活における基本的なニーズや経済的な要求を満たすことが難しくなります。
経済的依存
ニートの場合、家族や他の支援者に頼ることが増える傾向があります。
経済的に自立できない状況が続くと、家族や他の人々への経済的な負担が増え、家庭全体の経済的な制約や困難を引き起こすという末路になる可能性があります。
資産の減少
ニート期間中は収入がないため、貯蓄や資産の形成が困難になります。
将来の不測の事態に備えるための貯金や投資が行えず、経済的なセキュリティや将来への準備が不十分になることがあります。
経済的な成長の停滞
ニートの状態では、経済的な成長やキャリアの発展が妨げられる可能性があります。
経済的な安定や成果を得るためには、就労や職業の選択、スキルの獲得やキャリアの構築が重要です。
それが制約されると、将来的な経済的な成長が困難になるという末路が考えられます。
限られた選択肢と制約された生活環境
経済的な制約によって、生活環境や生活の範囲が制約されることがあります。
必要な物資やサービスへのアクセスが制限され、生活の質や選択肢が低下する可能性があります。
また、教育や健康ケアなどの重要な領域においても制約が生じる末路になることがあります。
社会的な孤立や人間関係の悪化
社会的な接触の不足
ニートの状態では、就労や学校などの社会的な場に参加する機会が減少します。
その結果、社会的な交流や人間関係の形成が制限され、他の人々とのつながりが希薄化していきます。
社会的な接触が不足することで、孤立感や孤独感が増し、人間関係の機会が制約される末路になることがあります。
経済的な依存と関係の悪化
ニートの状態が長期化すると、家族や他の人々に経済的な依存が生じることがあります。
この依存関係は、家族や他の関係者との間に緊張や不和を引き起こす可能性があります。
経済的な負担や家族の期待に応えられない場合、人間関係の瑕疵が生じ、孤立や疎外感が深まるという末路になることがあります。
自己イメージの低下と自信の喪失
ニートの状態が続くと、自己評価や自尊心が低下する傾向があります。
社会的な役割や活動の喪失、経済的な困難に直面することで、自己イメージにネガティブな影響が及びます。
自信の喪失やモチベーションの低下が人間関係に悪影響を与え、他人とのコミュニケーションや社会的なつながりが困難になる末路になることがあります。
スティグマや差別への影響
ニートというステータスは、社会的なスティグマや差別の対象となることがあります。
他の人々からの偏見や批判にさらされ、社会的なつながりや人間関係が損なわれることがあります。
人々はニート期間を判断基準として使用し、交流や関係構築において距離を置く傾向があるため、社会的な孤立が深まる可能性があります。
自己成長の停滞とスキルの衰退
経験や学習の欠如
ニートの状態では、職場や学校などでの経験や学習の機会が限定されます。
新しい知識やスキルを習得する機会や挑戦の場が減少するため、自己成長の機会が制約されます。
経験や学習の欠如により、個人の能力や知識が停滞し、スキルの発展が妨げられる末路になることがあります。
技術の進歩が追いつかない
ニート期間中には、技術や業界の進歩が進んでいる可能性があります。
特に現代の社会は急速に変化しており、デジタル技術や情報技術の発展が顕著です。
ニートの状態が続くと、最新の技術やツールに対する理解や習熟度が低下し、現代の労働市場で求められるスキルに追いつくことが困難になるという末路になる可能性があります。
競争力の低下
就労やキャリアにおいては競争が存在します。
他の求職者や労働者と比較して、スキルや能力、経験の競争力が低下する可能性があります。
ニート期間中にスキルの衰退や自己成長の停滞が続くと、求人募集やキャリア機会において他の候補者に劣る可能性が高くなります。
自信とモチベーションの喪失
長期のニート期間により、自信やモチベーションが低下することがあります。
自己評価や自尊心が損なわれ、将来への目標や意欲が欠如する場合があります。
このような状態では、自己成長やスキルの向上に取り組む意欲や能力が低下し、スキルの衰退が進む傾向があります。
就労経験の不足
ニート期間中は、職場での実践的な経験や業務に関連するスキルの獲得が制限されます。
就労経験が不足していると、現実の労働環境での問題解決能力やコミュニケーションスキルの欠如が露呈し、雇用主や他の労働者からの評価や信頼を得ることが困難になるという末路になる可能性があります。
心理的な問題や精神的な健康の悪化
自己評価の低下と自尊心の損傷
ニートの状態は、個人の自己評価や自尊心にネガティブな影響を与えることがあります。
就労や学業における成果や社会的な役割の喪失により、自己価値感が低下し、自己否定的な感情や考えが増加します。
これにより、うつ病や不安障害などの心理的な問題が発生するリスクが高まります。
孤立と社会的な関係の喪失
ニートの状態では、社会的な接触や人間関係が制限されます。
他人との交流や支えを欠き、孤立感や孤独感が増加します。
社会的な関係の喪失は、心理的な健康に対するリスク因子となります。
孤立感や孤独感は、うつ病や不安障害、自己価値感の低下などの心理的な問題を引き起こすという末路になる可能性があります。
ストレスと不安
経済的な不安や将来への不透明さなど、ニートの状態はさまざまなストレス要因をもたらします。
経済的な困窮や家族との関係の悪化、キャリアの停滞などにより、不安感や心配が増加します。
長期にわたるストレスと不安は、うつ病や不安障害のリスクを高め、精神的な健康に悪影響を与えるという末路になる可能性があります。
意義の喪失と目標の欠如
ニートの状態では、日常生活における目標や意義が欠如しやすくなります。
仕事や学業における達成感や目標の追求がないため、生活に対するモチベーションや意欲が低下し、精神的な充足感が損なわれます。
意義の喪失は、うつ病や無気力、生活の目的感の喪失などを引き起こすという末路になる可能性があります。
自己成長の停滞とスキルの衰退
ニートの状態では、自己成長の機会やスキルの発展が制約されます。
自己成長の停滞とスキルの衰退は、自己効力感の低下や将来への希望の減少につながります。
このような状況は、うつ病や無気力、自己価値感の低下などの心理的な問題を引き起こすという末路になる可能性があります。
社会的なスティグマと差別の対象になる可能性
就労意欲や責任感の欠如の誤解
一般的に、ニートとされる人々は就労意欲や責任感の欠如が原因で働いていないと見なされることがあります。
しかし、実際には様々な要因によってニートの状態が生じることがあります。
社会的なスティグマや差別は、この誤解や先入観に基づいて形成されるという末路になる場合があります。
経済的な依存や負担との関連付け
ニートの状態が長期化すると、家族や他の人々に対して経済的な依存や負担を強いる可能性があります。
これにより、ニートの人々は経済的な負担や社会的な不安の原因と見なされ、社会的なスティグマや差別の対象となる末路になることがあります。
社会的な役割や貢献の不履行との結びつき
労働や学業は一般的に社会的な役割や貢献の一環とされています。
ニートの状態では、この社会的な役割や貢献を果たしていないと見なされることがあります。
その結果、他の人々からは非生産的な存在として見られる可能性があり、社会的なスティグマや差別の対象にという末路になることがあります。
就労能力や社会的な適応性の疑念
ニートの状態が長期化すると、就労能力や社会的な適応性に対する疑念が生じることがあります。
長期間の離職や学業の中断は、雇用主や他の人々に対して就労能力や職務遂行能力に対する不安を引き起こすことがあります。
このような疑念や不信感が、ニートの人々を社会的なスティグマや差別の対象にする要因となります。
社会的な規範や期待の逸脱との関連付け
ニートの状態は、社会的な規範や期待から逸脱した状態として捉えられることがあります。
就労や学業は社会的な義務や期待として位置づけられており、それを果たさないことは逸脱行動とみなされる場合があります。
このような社会的な逸脱との関連付けが、ニートの人々を社会的なスティグマや差別の対象にする要因となることがあります。
将来のキャリアの制約と雇用の選択肢の減少
スキルや経験の欠如
ニート期間中、仕事や学習の機会を逃しているため、他の人々と比べて必要なスキルや経験が不足してしまいます。
労働市場は競争が激しく、求職者は高いスキルセットを求められます。
ニートの場合、その期間に習得すべきスキルを逃してしまうため、将来のキャリアの制約につながるという末路になります。
履歴書のギャップ
ニートの期間が長くなると、履歴書には空白の期間ができてしまいます。
雇用主は、長期間の就業のない期間に対して疑問を抱く場合があります。
ニート経験が長いほど、雇用主はリスクを感じる可能性が高まります。
プロフェッショナルネットワークの欠如
就職活動やキャリアの発展において、人脈は非常に重要です。
ニートの状態では、学校や職場といった社会的な環境から離れてしまい、プロフェッショナルネットワークの構築が困難になります。
なのでニートの期間が長いと雇用の選択肢が減少するという末路に陥ります。
就労意欲の低下
長期間ニートの状態が続くと、就労意欲が低下する傾向があります。
この場合、新しい仕事に対する積極性や動機が欠如し、雇用主にとって魅力的な候補者ではなくなるという末路になります。
自信の低下や自己評価の悪化
社会的な比較と自己価値
社会的な比較は、私たちが自己評価や自己価値を形成する上で重要な要素です。
一般的に仕事や学業に従事している人々と比較されることで、自分自身を評価する傾向があります。
ニートの状態では他の人々と比べて何もしていないという感覚が生じ自己評価が低下し自己価値感が悪化するという末路になります。
目標や成果の欠如
就労や学習を通じて目標を設定し、成果を得ることは、自己満足感や達成感を生み出す重要な要素です。
しかし、ニートの状態では、目標や成果が乏しくなります。
これにより自己評価が低下し、自己効力感（自分の能力を信じる感覚）が減退するという末路に陥ります。
社会的な孤立と自己肯定感
社会的な関係やつながりは、私たちの自己肯定感と密接に関連しています。
ニートの状態では学校や職場といった社会的な環境から離れ、人間関係や支えを失いがちです。
この社会的な孤立は自己肯定感の低下や孤独感を引き起こし、自信の減退につながるという末路になります。
就労スキルの不足と不安感
長期間のニート状態では、就労に必要なスキルや経験が不足してしまいます。
これにより、再就職への不安や自己効力感の低下が生じることがあります。
自己評価が悪化し自信を失うことで、新たな仕事への挑戦やキャリアの築き方に対する恐怖感が生じるという末路になる可能性があります。
時間の浪費と未来への不安
ニートの状態が続くと、時間の浪費や将来への不安感が増加する傾向があります。
時間を有意義に使えず将来への希望や目標が欠如することで、自己評価が低下し自信が失われるという末路になる可能性があります。
生活の質の低下と生活環境の制約
経済的な制約
ニートの状態では、収入源がないため経済的な制約が生じます。
就労や職業に従事していないため、自給自足や生活費の維持が難しくなる可能性があります。
生活必需品や住居、食事、医療費などの資金不足が生じ、生活の質が低下するという末路が考えられます。
社会的な制約
ニートの状態では、社会的な制約が生じることがあります。
職場や学校、地域コミュニティなどとの関わりが薄れ、社会的なサポートや人間関係の機会が減少します。
これにより孤独感や社会的な孤立感が生じ、生活環境が制約されるという末路になる可能性があります。
スキルの停滞とキャリアの制約
ニートの状態ではスキルや経験の停滞が生じます。
職場や学校などでの新たなスキルの習得や専門知識の獲得がないため、キャリアの成長や進展が制約されるという末路になる可能性があります。
これにより将来の職業選択肢が限定され、生活環境が制約される可能性があります。
心理的な影響とモチベーションの低下
長期間のニート状態は、心理的な影響をもたらすことがあります。
自信の喪失、自己評価の低下、自己肯定感の減退などの問題が生じる可能性があります。
これによりモチベーションの低下や意欲の減退が生じ、自己啓発や生活改善に向けた行動が制約されるという末路になることが考えられます。
社会的地位の低下と就労機会の減少
長期間のニート状態は、社会的地位の低下や就労機会の減少につながることがあります。
求職者としての競争力が低下し、雇用主からの評価や信頼を得にくくなるという末路になる可能性があります。
これにより、生活環境の制約や経済的な問題が生じることが考えられます。
将来への不安と不確実性の増加
就労経験の欠如と職業適性の不明確さ
ニートの状態では、就労経験が不足しています。
これにより、自身の職業適性や適職が不明確になります。
将来的なキャリアパスや職業選択に自信を持つことが困難になり、不安や不確実性が増加する末路になります。
雇用市場の変化と競争力の低下
長期間のニート状態では、雇用市場の変化や技術の進歩に追いつくことが難しくなります。
これにより、他の求職者との競争力が低下し、将来の就職やキャリアの選択肢が制約される可能性があります。
不確実性が高まり、将来への不安を引き起こす要因となります。
社会的・経済的な不利益の蓄積
ニートの状態が続くと、社会的・経済的な不利益が蓄積されることがあります。
適切な雇用や収入の機会を逃し、経済的な困難や社会的な地位の低下が生じます。
これにより、将来への不安や不確実性が増大し、自身の将来に対する希望や見通しを失う末路になる可能性があります。
スキルの陳腐化と技術的な不適合
長期間のニート状態では、市場で求められるスキルや知識が変化し続けています。
スキルの陳腐化や技術的な不適合が生じることで、将来の雇用や職業への適応が困難になります。
これにより、将来への不安と不確実性が増し、自身のキャリアの展望に対して不安を抱くという末路になる可能性があります。
社会的な孤立と人間関係の制約
ニートの状態では、社会的な孤立や人間関係の制約が生じることがあります。
職場や学校などの社会的な環境から離れ、交流の機会が減少します。
これにより、将来への不安や不確実性が増し、自身の将来における関係やサポートシステムの不足を感じるという末路になる可能性があります。
ニート経験者達にニートの末路はどうなると思うか聞いてみた
ニートやニート経験者達に無職の末路はどうなると思うかという聞きにくい事をあえて聞いてみました。
いずれ働く事になる
ニートの末路はその人がニートになった理由や現在の状況によって変わると思いますが、いずれ働かなくてはいけなくなることが多いと思います。
例外として、大金持ちの家の子供や不動産運用などでお金が得られる人ならばずっとニートでもやっていけると思います。
また、もうすでに６５歳などまでニート（無職）をやっている人ならば年金暮らしなどで逃げ切れるかもしれません。
一般的には、やはり収入がなければ生きてはいけないため、現在は何とか暮らせているニートも働くことを考えることになると思います。
路頭に迷うだけ
親が生きている間は親の助けを受けていればどうにかやっていけると思いますが、自分が事故や病気などで先に亡くならない限りは、親が先に逝く可能性が高いので、最終的には職も仕事もなく露頭に迷うだけだと思います。
もちろん正社員は無理でも本人の気持ち次第でアルバイトくらいなら採用してもらえると思いますが、アルバイトの収入で満足な生活を送るのは困難だと思います。
ニート期間が長引けば長引くほど状況は悪くなるので、ニートを続けた末路はお金が無く経済的に苦しいだけでなく、パートナーも子供もいない孤独な人生だと思います。
人によって異なる
ニートの末路は人によって異なると思います。
ずっとニートとして生きていく人もいるでしょうし、一念発起して学校に行き直したり、求人に応募して会社員になる人もいるでしょう。
或いは、私のようにフリーランスや個人事業主、自営業などを営む人もいると思います。
ニートとは一生続くものではなく、長い人生の中でニートとして過ごす時期もあり、それも人生を送る上で重要な時期なのかも知れないと、ニートから脱出した今は思います。
生活保護か孤独死
1度でも働いたことがあるニートは、紆余曲折あっても最終的には就職をして自立することになると思います。
見る見るうちに減っていく貯金額や無職ゆえにあらゆる契約が不可なこと、先の見えない生活の不安感が「労働をしないこと」による気の休まりを遥かに超えるタイミングが、必ずいつかやってくるからです。
逆に言うと1度も就職やアルバイトすらした経験のないニートの末路は、そのまま年を取り面倒を見るものがいなくなれば国に保護されるか孤独死してしまうかでしょう。
ニート期間に何をするかで変わる
ニートの末路はどうなるかというと、ニートの間に何をするかによってはるかに大きく変わると思います。
ニートから東大へ行ったり、自分でビジネスを始めたり、自分らしい生き方を見つけたりして素晴らしい再スタートを切る人もたくさんいます。
人間には誰でも水面下のような時代が訪れます。
物事がうまくいかず、やきもきする時がきます。
自分のやっていることに自信が持てなくなる時があります。
そういう時に思い切ってニートになっておやすみ期間を設けて再出発することはいいことですね。
ニート期間に何かやればなんとかなるかも
ニートの末路は、何も自分に強みがない状態でただ時間を過ごしていくと無駄な時間を過ごす事になります。
しかしニートの期間に将来やりたいことや自分が熱中できるものがあるのであれば、勉学に励んだりしてニートの期間を気にしないくらいの強みに変える事も出来ます。
無駄に過ごすのであれば同年代の人たちが将来出世しているときに悔しい気持ちを持つかもしれないし、自分を育てた周囲の人へ心配をかけてしまうと思う。
老後が大変
親が元気な頃は良いと思いますが、親が亡くなってしまったら老後は大変だと思います。
財産がある人は食べていけると思いますが、そうでない人は国が破綻している可能性もあるので生活保護も厳しいでしょう。
元気ならば働かなくてはいけません。
もし何か特別なスキルがあればそれを活かして働くという選択肢もありますが、大体末路は見えていると思います。
これからの時代ニートは国からも世間からも相当厳しい風当たりを受けることになると思います。
生活できなくなるリスクがある
ニートをずっと続けていると、経済的に困窮していきます。
特に頼りにしている親や親族が体調を崩してしまったり、居なくなってしまうと生活が出来なくなってしまう末路になるリスクがあります。
またニートを続けた後はちゃんとした仕事に就くことが難しくなります。
本人の気持ち的にもニートを続けた後にちゃんとした仕事をしようという風に思うようになるには時間がかかりますし、就職したいと思う会社を見つけるだけでも時間がかかります。
そして、したい仕事や働きたい会社があったとしても、その会社がニートだった人を雇ってくれる可能性は低いと思います。
精神的におかしくなる
会社を辞めて、始めは会社に行かなくてもいい嬉しさがありましたが、そういった気持ちも長くは続かないので、末路としては不安に押しつぶされて精神的におかしくなるか、経済的に自立できずに一生実家から出られなくなると思います。
親がいなくなったらどうしようということと、同年代の友人たちが結婚をしたり子供を産んだりと人生をステップアップさせているのを知り、自分との差を感じて焦りました。
また、ほとんどの同期が勤務を続けているのを知り、自分だけが道から外れてしまったという気持ちからどんどん自分に自信がなくなりました。
